さて、省エネの進展度合い の指標として①「IIP(鉱工業生産指数)エネルギー消費原単 位」と②「GDP 最終エネルギー原単位」を用いて見てみた のが図3です。両指標とも1973年のオイルショック時を100 として表示しています。特筆すべきは①、②の両指標ともに オイルショックを契機に 1990 年頃にかけてほぼ半減し、当 時の「徹底した省エネ」施策が見事に功を奏したことです。