地球温暖化防止LSEアカデミアとは
未来に負の遺産を残さない!
地球温暖化、今や異常気象を状態化させるまでの脅威になっています。
今、手を打たなければなりません。
エネルギー由来のCO2排出に直接携わる私たちには、温暖化を防止するあらゆる手立てを講ずる責務があります。温暖化防止には省エネが有効ですが、現行の省エネ対策はまだまだ不十分です。
本財団は、ここの事業所のエネルギー実態を省みて、最善・最良の省エネ手法を講ずることを通して温暖化を防止します。そして、私達の生活価値観を「モノの豊かさ」から「心の豊かさ」へと進化させます。
これこそが「LSE (Life Style Evolution)」が目指すものです。
目的
地球温暖化の進行を省エネルギー技術で抑制します。Co2を最も多く排出している火力発電所の発電量を軽減できるからです。引き続いて、”熱と動力の効率化”にチャレンジします。
”省エネ”の実現に燃える企業・団体、一般消費者、学生の方々の活動を 本「LSE アカデミア」財団がアカデミックな側面からお手伝いします。
背景
全世界が地球温暖化防止に立ち上がりました。COP21の歴史的合意です。今世紀末には気温上昇を2.0Cに抑えることが私達の約束です。これを新感覚の”LSE省エネ手法”でチャレンジするのです。

ハチドリのひとしずく
〜いま、私にできること〜
森が燃えていました
森の生き物たちは われさきにと 逃げて いきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て 「そんなことをして いったい何になるんだ」
と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
LSE省エネ手法
省エネは我慢して、無理して行う暗いイメージのものではありません。
”必要なものは十分に使うが、ムダは徹底して無くす!”だけで【明るく楽しい省エネ】+【より快適、より健康な生活環境】を抄出します。ライフスタイルを”心の豊かさ”へ進化させる省エネ法です。
”知り” ”伝え” ”行う”
地球温暖化の本質を ”知り” 、これを阻止する省エネの大切さを ”伝え” 、そして、LSE省エネを実際に ”行う”。
”ひとしずく”が集まれば、”火を消す”ことができます。
新着情報
GREEN PARTNER No.137 第8 8 回「ES P 推進分科会」定期セミナー 0 7 21 4 講座要旨集号
当然のように万全のコロナ対策がなされた会場は元気みなぎる方々で埋まりました。 環境情報伝道士 水野真理子のESP事業案内で始まり、会長の森の「㈱GUは今秋設立20周年、財団は創立10周年を迎え、11/8に記念式典を準備しています」との表明と「’25大阪万博は健康がテーマ。健康を光で増進する陽光LED照明”明王Myo-Ou”の出番です!」の挨拶後、セミナーに移り、財団代表 加藤征三氏、三重大学環境アドバイザー 奥山哲也氏、㈱GU [...]
LSEアカデミアニュース No.99 CO2 排出量実質ゼロ、その実現への模索 2 0 ~ 果たせるかCNCN?: (1) 電力部門における取組み ~
1. 我が国の部門別CO2排出量 2050年、カーボンニュートラル(CN)実現に向け、政府は各部門に積極的な取組みを促しています。5月に公表した「グリーン・トランスフォーメーション(GX)実現に向けた基本方針」で10年間に150兆円投資し、カーボンプライシング(CP)債を発行、GX投資を促進するとともに、再エネと原子力の主力電源化を目指すと表明しています。オールジャパンなくして実現は困難です。 右図は2021年度のエネルギー起源CO2e排出量【CO2e:CO2換算排出量=活動量(電気等の使用量)×排出係数(電気: 0.434kgCO2/kWh)×地球温暖 [...]
【開催のご案内】第89 回「ES P 推進分科会」定期セミナー
拝啓 季夏の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は、ESP事業に対し格別のご支援ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。さて、第89回「ESP推進分科会」定期セミナーを下記の通り開催いたします。ご多用の折とは存じますがぜひご参加頂きたくご案内申し上げます。敬具
GREEN PARTNER No.136 「2050 、カーボンニュートラル」への道 1 5 ~ GX 推進法:原子力・再エネ・C CS の三本柱 ~
1.GX(Green Transformation):その背景 我が国がIPCCへ提出したNDC(Nationally Determined Contribution: [...]
LSEアカデミアニュース No.98 CO2 排出量実質ゼロ、 その 実現への模索 19) ~ レアメタル 争奪戦 からリユース・リサイクルへ
1.レアメタル争奪戦の背景2050年CO2排出量実質ゼロ=カーボンニュートラル(CN)達成のための象徴的技術は「脱化石発電=再エネ」と「脱化石燃料=EV」です。太陽光発電(PV)と風力発電(WT)に代表される変動性再エネ(Variable Renewable Energy: VRE)を実質的にベース電源に組み入れるためには発電量をバッテリーに貯蔵して平準化させる必要があります。EVとPHEV(プラグインハイブリッド車)はバッテリーが命です。下図は(2010~20)年にわたる世界におけるEVとPHEVの保有台数の推移で、2016年以降は毎年顕著な伸びを示して2020年には累計1,000万台を突破しました。シェアは中国42%、欧州32%、米国20%です[出典:IEA]。 2020年における世界の保有乗用車は11億台ですからEVとPHEVは未だ0.1%ですが、全乗用車新車販売5,640万台に対してEVとPHEVは312万台ですので、5.5%になっています。これが2年後の昨年は全車新車販売台数のほぼ10%に急普及しています。2025年に40%、2030年に50%超えると予測され、再浮上したのがリチウムイオン電池(LiB)の正極原料となるリチウムLi、コバルトCo、ニッケルNi、マンガンMn等のレアメタル確保の課題です。 [...]
ESP(Ecology Solution Provider)力とは
常に環境改善の目線に立ち、最新の技術情報と卓越したノウハウ、斬新なアイディアを基に、対象となる事業所の現状を調査・分析し、パートナーとなって最善・最良の省エネルギー手法を提案できる能力です。
ESP力開発のために
ESP力は、アカデミックな技術的・法的知識と地球温暖化など環境問題の広い知見の上に、
・対象事業所のエネルギー実態を精査し、課題を見出す分析力
・分析から対象事業所に的確・最良にカスタマイズできる解決力
・その解決案が対象事業所のメリットに結実する提案力
を兼ね備えて初めて発揮できる力です。
本財団は、このESP力を育成する特異な教育プログラムによって、ESP力に優れた人材を開発します。修得したESP力の到達レベルをアカデミック指標によって検定・評価し、ライセンス認定します。
理事・支援メンバー




東北大学 名誉教授 合同会社地球村研究室 代表 工学博士
1963生まれ。㈱INAX(現LIXIL)取締役CTOを経て、2004 東北大学大学院環境科学研究科 教授。2014 沖永良部島へ移住。環境制約下での心豊かなライフスタイル研究(間抜けの研究)を開始、地球村研究室立上げ 現職。米国セラミックス学会フェロー・ものつくり生命文明機構副理事長・ネイチャーテクノロジー研究会顧問など兼務。

岐阜大学 大学院 工学研究科 環境エネルギーシステム専攻 教授 工学博士
1985 名古屋大学大学院工学研究科博士課程満了、工学博士。名古屋大学工学部化学工学科助手、助教授を経て、1997年 岐阜大学工学部教授。2015 現職(機械工学科併任) エネルギー・環境・伝熱・燃焼・熱処理プロセスを統合化した環境調和型高効率エネルギー利用技術に関する研究開発に邁進。

東京工業大学 特命教授 東京工業大学 名誉教授 工学博士
1978 東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士。豊橋技術科学大学助手、講師、助教授を経て、東京工業大学教授。東京工業大学理工学研究科長・工学部長。2014 現職。日本機械学会副会長、日本伝熱学会会長、水素エネルギー協会会長など歴任。CO2排出量削減に貢献できるエネルギー変換システムの開発と高度化に取り組む。

名古屋大学 名誉教授 工学博士
1973 名古屋大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。名古屋大学助手、講師、高温エネルギー変換研究センター助教授、高効率エネルギー変換研究センター教授。エコトピア科学センター部門長・副所長。2013 名誉教授。ミチヤ㈱技術顧問。太陽光発電、バイオマス発電、水システムなど海外情報を含めた研究開発アドバイス。

名古屋大学 大学院 工学研究科 教授 工学博士
1989 名古屋大学大学院工学研究科修了、工学博士。豊橋技術科学大学助手、助教授を経て、名古屋大学教授(工学研究科機械理工学専攻)。エコトピア科学研究所教授(兼担)。バイオマス廃棄物など低品位資源のエネルギー高品質化技術(例えば、高効率ガス化技術によるコジェネシステム)の研究・開発に専心。

中央電気保安管理 技術者協会 理事長
地球温暖化、環境破壊に歯止めをかけることは、今や全人類に課せられた最大の課題となっております。限りある資源と美しい自然環境を次世代に継承する為の環境マインドを足元から浸透させるべく活動を推進致します。

国立研究開発法人理化学研究所 理事 東京大学 名誉教授工学博士 工学博士
1977 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。東京大学工学部 講師、助教授、教授。東京大学工学系研究科長・工学部長。東京大学理事・副学長を経て、2015 現職。 日本機械学会会長などエネルギー・環境関係団体の役員を多数歴任。

東北大学 名誉教授 工学博士
1977 東北大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。東北大学工学部 助手、助教授を経て、1990 教授(工学研究科化学工学専攻)。2011~2015 東北職業能力開発大学校 校長。化石燃料・廃棄物等の燃焼とリサイクルの技術開発研究を経て、大震災を契機に「エネルギー・ルネッサンスによる中小企業の自立化ビジネス」を提唱。海外での技術指導も視野に。

一般社団法人 M-EMS認証機構 審査部長
2007~ 国立大学法人 三重大学 国際環境教育研究センター 環境アドバイザー、2004~一般社団法人 M-EMS認証機構 審査部長、2012~一般社団法人 産業環境管理協会 CFP登録レビュアー。ライフ・サイクル・アセスメント、カーボン・フット・プリント、環境マネジメントシステムなどの制度活用や人材育成に係る環境ビジネス・アドバイスが得意。地球温暖化防止に貢献が夢。

医学博士
地球温暖化がもたらす影響は、環境被害・健康被害、その他多くの問題点が複雑に絡み合い、子や孫たちの将来に不安を覚えます。LSE財団の役割として、個人及び地域社会にその実態を伝え、改善できる仕組みを浸透させ、未来に希望が持てるような拠点となります様お願い致します。