kanae

About kanae

この作成者は詳細を入力していません
So far kanae has created 284 blog entries.

LSEアカデミアニュース No.107 深刻化する異常気象のメカニズム再考(4) ~ 気象変動要因:偏西風蛇行と北極振動の追考 ~

本シリーズ「深刻化する異常気象のメカニズム再考」ではまず世界の気象を創り出している地球規模の三つの自然循環「大気の大循環 (No. 103)」「海洋の大循環 (No. 104)」「炭素の大循環 (No. 105)」を解説し、前号では、日本など中緯度域の気象を不安定化・異常化させると言われる「偏西風の大蛇行 (No. 106)」のメカニズムを説明しました。本号では「偏西風の蛇行」の追考と「北極振動」を考察してみます。 1.「偏西風の蛇行」は温度均一作用 前項の「蛇行再現実験」で「可視化で現れる蛇行波は北極域循環の冷気と赤道域ハドレー循環の暖気の境界壁」と認識でき「傾圧不安定波」と呼んでいます。「傾圧」とは「大気の等圧面と等温面が交差する状態」を指し「この不均一な温度を解消しようとする力が働いて大気の乱れ→不安定化→蛇行波」を発生させるのです。実は、下図のように北極域と赤道域の大気はほぼ「順圧」で気象が安定的であるのに対し、中緯度域の大気は冷気と暖気が混じり合う「傾圧」のため気象は本質的に不安定です。この温度不均一が蛇行のエネルギー源なので、南北の温度差が大きいほど波動が発達し、時として波動が切り離されて独立した高気圧となって定置し、移動性高気圧等の移動を妨げる「ブロッキング現象」を引き起こします。 つづきは、会員ページより

By |2024-04-15T19:08:59+09:004月 15th, 2024|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.144 「環境か経済か」、欧州を分断する文化戦争 ~ 「グリーンディール」 への農家抗議デモ~

1.「欧州グリーンディール」とは 2019年、欧州委員会が「2050年までに世界初の『気候に中立な大陸』へ」=「世界初のカーボンニュートラル(CN)達成大陸」を実現するための政策として決定しました。その分野は①クリーンエネルギー、②持続可能な産業、③エネルギー・資源効率的な建築及び改修、④持続可能でスマートなモビリティー、⑤生物多様性およびエコシステムの保全、⑥農場から食卓まで、⑦汚染ゼロ、にわたって「温室効果ガス排出ゼロ」に資するあらゆる政策が散りばめられています。実際に非現実的と思われる政策が法律化されようとしており、様々な産業機関から死活問題として抗議が殺到しているのです。 つづきは会員ページより

By |2024-03-28T15:51:57+09:003月 28th, 2024|ニュース|0 コメント

LSEアカデミアニュース No.106 深刻化する異常気象のメカニズム再考 4 ~ 偏西風の大蛇行:気象を不安定・異常化させる ~

1.偏西風とは 「偏西風」は既号(No. 103, 2023)の「大気の大循環」で少し触れましたように、南北緯度(30°~60°)帯にかけて高度10km辺りまでの地表側で西→東に吹く気流(フェネル循環の地表側)のことです。低→高緯度へ向かうほど地球半径r[m]は小さくなり、自転の角速度ω[rads]⁄は一定なので周速V[ms]⁄は「運動量保存の法則:V=r.ω=一定」によって加速され、上空ほど地表の摩擦力が弱まって新幹線並み以上の「ジェット気流」(下図の大気循環断面図の北緯60°上空の「寒帯ジェット気流」、北緯30°上空には「亜熱帯ジェット気流」も存在)が常時流れています。 続きは会員ページより

By |2024-03-19T12:53:34+09:003月 19th, 2024|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.143 第9 1 回「ES P 推進分科会」定期セミナー 0 1 2 6 3 講座要旨集号

コロナ再襲来の寒中、万全のコロナ対策と「健康照明」第2弾「ビタミンD生成ランプ」展示がなされた会場は活気あふれ、㈱GU環境情報伝道士 水野真理子の「ESP事業案内」からスタートしました。会長の森からは贈呈された揮毫「日本創世」の紹介が「創世(世界を初めてつくる←旧約聖書)」と「創生(現実的に初めてつくりだす)」談義へと、そして「ビタミンD不足を補うUV-Bランプ効用」の話題となり、続いて、恒例の財団代表加藤氏とカウンセラー奥山氏および社長の森からの講座となりました。本号はその概要集です。 続きは会員ページより

By |2024-02-29T16:09:32+09:002月 29th, 2024|ニュース|0 コメント
Go to Top