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【開催のご案内】第93回「ESP推進分科会」定期セミナー

【開催のご案内】第93回「ESP推進分科会」定期セミナー 拝啓 麗春の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は、ESP事業に対し格別の ご支援ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。さて、第93回「ESP推進分科会」定期セミナーを下記の通り開催いたします。ご多用の折とは存じますがぜひご参加頂きたくご案内申し上げます。敬具

By |2024-04-22T12:08:14+09:004月 22nd, 2024|ニュース|0 コメント

LSEアカデミアニュース No.107 深刻化する異常気象のメカニズム再考(4) ~ 気象変動要因:偏西風蛇行と北極振動の追考 ~

本シリーズ「深刻化する異常気象のメカニズム再考」ではまず世界の気象を創り出している地球規模の三つの自然循環「大気の大循環 (No. 103)」「海洋の大循環 (No. 104)」「炭素の大循環 (No. 105)」を解説し、前号では、日本など中緯度域の気象を不安定化・異常化させると言われる「偏西風の大蛇行 (No. 106)」のメカニズムを説明しました。本号では「偏西風の蛇行」の追考と「北極振動」を考察してみます。 1.「偏西風の蛇行」は温度均一作用 前項の「蛇行再現実験」で「可視化で現れる蛇行波は北極域循環の冷気と赤道域ハドレー循環の暖気の境界壁」と認識でき「傾圧不安定波」と呼んでいます。「傾圧」とは「大気の等圧面と等温面が交差する状態」を指し「この不均一な温度を解消しようとする力が働いて大気の乱れ→不安定化→蛇行波」を発生させるのです。実は、下図のように北極域と赤道域の大気はほぼ「順圧」で気象が安定的であるのに対し、中緯度域の大気は冷気と暖気が混じり合う「傾圧」のため気象は本質的に不安定です。この温度不均一が蛇行のエネルギー源なので、南北の温度差が大きいほど波動が発達し、時として波動が切り離されて独立した高気圧となって定置し、移動性高気圧等の移動を妨げる「ブロッキング現象」を引き起こします。 つづきは、会員ページより

By |2024-04-15T19:08:59+09:004月 15th, 2024|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.144 「環境か経済か」、欧州を分断する文化戦争 ~ 「グリーンディール」 への農家抗議デモ~

1.「欧州グリーンディール」とは 2019年、欧州委員会が「2050年までに世界初の『気候に中立な大陸』へ」=「世界初のカーボンニュートラル(CN)達成大陸」を実現するための政策として決定しました。その分野は①クリーンエネルギー、②持続可能な産業、③エネルギー・資源効率的な建築及び改修、④持続可能でスマートなモビリティー、⑤生物多様性およびエコシステムの保全、⑥農場から食卓まで、⑦汚染ゼロ、にわたって「温室効果ガス排出ゼロ」に資するあらゆる政策が散りばめられています。実際に非現実的と思われる政策が法律化されようとしており、様々な産業機関から死活問題として抗議が殺到しているのです。 つづきは会員ページより

By |2024-03-28T15:51:57+09:003月 28th, 2024|ニュース|0 コメント

LSEアカデミアニュース No.106 深刻化する異常気象のメカニズム再考 4 ~ 偏西風の大蛇行:気象を不安定・異常化させる ~

1.偏西風とは 「偏西風」は既号(No. 103, 2023)の「大気の大循環」で少し触れましたように、南北緯度(30°~60°)帯にかけて高度10km辺りまでの地表側で西→東に吹く気流(フェネル循環の地表側)のことです。低→高緯度へ向かうほど地球半径r[m]は小さくなり、自転の角速度ω[rads]⁄は一定なので周速V[ms]⁄は「運動量保存の法則:V=r.ω=一定」によって加速され、上空ほど地表の摩擦力が弱まって新幹線並み以上の「ジェット気流」(下図の大気循環断面図の北緯60°上空の「寒帯ジェット気流」、北緯30°上空には「亜熱帯ジェット気流」も存在)が常時流れています。 続きは会員ページより

By |2024-03-19T12:53:34+09:003月 19th, 2024|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.143 第9 1 回「ES P 推進分科会」定期セミナー 0 1 2 6 3 講座要旨集号

コロナ再襲来の寒中、万全のコロナ対策と「健康照明」第2弾「ビタミンD生成ランプ」展示がなされた会場は活気あふれ、㈱GU環境情報伝道士 水野真理子の「ESP事業案内」からスタートしました。会長の森からは贈呈された揮毫「日本創世」の紹介が「創世(世界を初めてつくる←旧約聖書)」と「創生(現実的に初めてつくりだす)」談義へと、そして「ビタミンD不足を補うUV-Bランプ効用」の話題となり、続いて、恒例の財団代表加藤氏とカウンセラー奥山氏および社長の森からの講座となりました。本号はその概要集です。 続きは会員ページより

By |2024-02-29T16:09:32+09:002月 29th, 2024|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.142 COP28 の総括:「1.5℃目標達成、いちるの望み」 ~ 「ストック・テイク」は野心的削減策を警告 ~

1.COP28の注目点 昨年11/30-12/13、UAEのドバイで開催されたCOP28の注目点は以下の3点です。 (1)「グローバル・ストックテイク」の実施と結果 (2)「化石燃料の段階的廃止」の合意なるか (3)「Loss &Damage」基金運用の仕組み構築 以下、初の(1)を主題にCOP28を総括してみます。 2.グローバル・ストックテイク(Global Stocktake) 「グローバル・ストックテイク(GST)は「パリ協定」(2015年、COP21)で決定された「世界全体のCO2e削減進捗実績を評価、勧告する」、いわば「世界のCO2eの”棚卸し(Stocktake)”によってさらに高い削減目標を掲げて行動するための戦術」です。最終目標は「今世紀末の世界平均気温の上昇を産業革命以前の2.0℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を継続する」ことです。このためには、IPCCの勧告に従い2030年までに世界のCO2e排出量を1019年比▲48%、2035年には▲65%、2040年には▲80%、そして2050年に▲100%、それぞれ削減することを合意し、そのために各国は「自主的削減目標:NDC」を約束しています。しかし、現状はIPCCシナリオとかなりの「排出ギャップ」があり、下図の「削減目標引上げメカニズムを採用しています。 つづきは会員ページより

By |2024-02-27T16:31:36+09:002月 27th, 2024|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.141 グリーンユーティリティー創立20 周年、地球温暖化防止LSE 技術アカデミア財団創立10 周年 記念号

秋晴れの昨年11月8日、㈱グリーンユーティリティーは創立20周年、地球温暖化防止LSE技術アカデミア財団 は創立10周年の記念式典・懇親会を名古屋東急ホテルにて開催することができました。これもひとえに皆さま方の温かいご支援のお陰と改めて感謝で一杯です。同時に、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。 記念行事には会員の方々をはじめ所縁の深い方々で会場は満席、催される硬軟バラエティーに富んだ様々なイベントは皆さまの期待にお応えできましたでしょうか。本号はその総集編です。思い出の一編となりますように。 続きは、会員ページより

By |2024-02-27T16:30:22+09:002月 27th, 2024|ニュース|0 コメント

LSEアカデミアニュース No.105 深刻化する異常気象のメカニズム再考(3) ~

深刻化する異常気象のメカニズム再考(3) ~ 「炭素の大循環」は 全生態系の生命を司っている ~ 1.「炭素の大循環」とは 「大気の大循環」「海洋の大循環」に引き続き「炭素の大循環」について解説します。 例えば、植物は太陽エネルギーと土壌からの水分、そして大気からCO2を吸収して「光合成」し、ブドウ糖のような栄養素=有機炭素物の形態で炭素Cを固定すると同時に酸素O2を放出しています。植物はこのような大気から取り込んだCO2を基に炭素を固定しているので、焼却や分解の過程で排出されるCO2のCは大気中の炭素総量の増減に無関係、つまり、「カーボンニュートラル」と呼んでいます。 動物はこの植物を食料として大気中のO2を取り込んで有機物を合成してCを固定し、同時にCO2を放出します。排泄物や死体は細菌類によって分解され再びCO2となって大気へ還ります。陸域・海洋の生態系生命は上記のような「炭素循環」によって支えられていることがわかります。 続きは会員ページより

By |2024-02-16T17:36:31+09:002月 16th, 2024|ニュース|0 コメント

【開催のご案内】第9 2 回「ES P 推進分科会」定期セミナー 令和6 年3 月15 日

拝啓 梅花の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は、ESP事業に対し格別の ご支援ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。さて、第92回「ESP推進分科会」定期セミナーを下記の通り開催いたします。ご多用の折とは存じますがぜひご参加頂きたくご案内申し上げます。敬具 日 時 | 令和6年3月15日(金)午後1時30分~午後4時30分 場 所 | ウィルあいち 特別会議室(名古屋市東区上竪杉町1、2階)

By |2024-02-15T10:13:30+09:002月 15th, 2024|ニュース|0 コメント
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