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LSEアカデミアニュース No.45 電磁波と健康:その係わり(6) ~ 細胞レベルの健康影響メカニズム ~

1.これまでの復習 これまで5号にわたり解説してきました電磁波と健康の係わりの要点を復習してみます。 40号「ヒトは電磁波に慣れている?」では、太陽からの電磁波の内、大気に吸収されない「光の窓」と「電波の窓」を通り抜けた電磁波に対して、ヒトは太古より免疫力があるものの、自然電磁波の強度は人工電磁波と桁違いに小さく、周波数も一定でなく幅広く分布しているので、狭い周波数帯に強烈に集中した人工電磁波への免疫力は弱いのです。 41号「電磁波の発生メカニズム」では、変動する電流があれば磁場が生じ、それが電磁誘導で新たな電場を発生させ、これが次の磁場→磁場と繰り返しながら光速で伝搬するのが電磁波です。このエネルギー源である電流の周波数と強度を変化させれば任意の人工電磁波を発信できるのです。 42号「暮らしのインフラ:電磁波」では、ラジオ・テレビ・スマホ・無線通信・レントゲン・放射線治療・食品加熱滅殺菌など私たちの暮らしを支えるインフラが人工電磁波です。一方、健康を害するデメリットにも留意すべきなのです。 43号「人体は電磁波を呼び込むアンテナ」では、浴びている電磁波の波長が人体の部位・組織のサイズとほぼ同じであると人体に電磁波を呼び込み、その電磁場が誘導電流を生じ健康をつかさどる生体制御電流を狂わせます。これによる刺激作用で該当の部位・組織に変調をもたらします。この「アンテナ」以外に人体の部位・組織の固有振動数が電磁波振動数と一致すると「共振」し、熱作用や電離作用を引き起こし、時として細胞分裂の遺伝子転写ミスを生じさせます。 44号「家電製品からの電磁波と健康影響」では、使用中の家電製品はすべて電磁波を放射しますので、健康への影響が懸念されます。そこで、100kHz程度以下の低周波磁場では200μT以下 [T: テスラ]、高周波電磁波では電力束密度1 mW/cm2以下、全身平均SAR(比吸収率)2.0W/kg(推奨0.08 W/kg)以下、などの規制値が制定されているのです。 続きはこちらから N045 LSEアカデミアニュース

By | 2018-12-28T18:45:25+00:00 12月 28th, 2018|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

グリーンパートナー No.80 第63回「ESP推進分科会」定期セミナー

本号は10月18日に名古屋東急ホテルで開催しました一般財団法人「地球温暖化防止LSE技術アカデミア」創立5周年記念式典・祝賀会および第63回「ESP推進分科会」定期セミナーでの記念行事の概要をお知らせする特別号です。独創的な省エネビジネスモデルで事業所のユーティリティー経費とCO2排出量の同時削減を確実に実現させる「ESP事業」をアカデミックな側面からバクアップしたい、と立ち上げられて早5年。財団が資格認定する科学的省エネスペシャリスト「省エネルギー設計士」が主導した一つ一つの「ハチドリのひとしずく」を省みて、やがて「山火事」を消し止めるまでの「大雨」となる期待を10周年に託す大会となりました。LSEアカデミア財団とESP推進協議会は皆さまのご支援の下、ご期待に応えて参ります。 続きはこちらから 181226 ESP推進協議会会報_GREEN PARTNER_80

By | 2018-12-28T18:41:29+00:00 12月 28th, 2018|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

GREEN PARTNER「エネルギー基本計画」見直し ~ 「再エネ」「原子力」の在り方 ~

1.エネルギー基本計画とは 2002 年にエネルギー 政策基本法に定められた計画で、将来のエネルギー供 給と需要の量及び構造を見通して長中期の基本計画を 策定、2003, 2007, 2010, 2014 の改定を経て第 5 次計 画(2018)に向け、見直し作業中です。我が国は世界 4 位のエネルギー消費国なのにエネルギー自給率がわず か 8%という脆弱さが最大の弱点です。ですから、基 本姿勢は【(3E+S)バランス】、電源の多様化です。第 4 次は福島事故後でしたので、【Safety:安全】を前面に 【Energy Security: 安定供給】を基本に【Economic Efficiency:経済効率性向上】と【Environment:環 境への適合性】を図ることとし、原子力を「重要なベ ースロード電源」と位置付けました。これは、原子力 も国産=自給に算入できるからです。福島事故前の自 給率は20%ですが、独40%・仏60%・印/英70%・中90%・ 米/加/露 100%超え輸出国で、日本が極まっています。 180605 ESP推進協議会会報_GREEN PARTNER_76  

By | 2018-06-25T13:19:12+00:00 6月 25th, 2018|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

LSEアカデミアニュース 電磁波と健康:その係わり(3) ~ 暮らしのインフラ「電磁波」~

1.電磁波すべてが物体に作用するわけでなない テレ ビやラジオを受信するには「アンテナ」が必要です。アン テナのサイズは受信したい電波の波長 を基準に や と決まっています。これは電波の磁場が誘導する電 流を正しく発生させるためです。つまり、波長と対象物の サイズがほぼ同じであると電磁波を吸収(共振)できるの です。また、東日本大震災では地震の長周期振動で高層ビ ルが大きく揺れましたが、これは建物の固有振動数が地震 の低周波振動数に一致した「共振」現象が起こったためで す。物体はそれぞれ固有の振動数を有しており、その振動 数とほぼ同じ振動数の波動によって外部から何も加えな くても振動してしまうのです。「共振」は波動や振動のエ ネルギーを吸収してどんどん増幅していく現象です。 物体のサイズや固有振動数が電磁波の波長や振動数とほ ぼ一致しない限り電磁波の作用は受けません。しかし、実 際の設備機器のサイズや固有振動数が回りを飛び交う電 磁波の波長や振動数に一致してしまうと「共振」し、意図 しない想定外の事態におちいります。私たちの身体の各部 位も身の周りの目に見えない電磁波と共振現象を起こす 可能性のあるサイズと固有周波数を有していますので、知 らず知らずのうちに健康への影響を受けているのです。 20180530LSEニュース42号

By | 2018-06-25T13:16:42+00:00 6月 25th, 2018|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

LSEアカデミアニュース 41号 電磁波と健康:その係わり(2) ~ 電磁波の発生メカニズム ~

1.おさらい(基本概念) 「電磁波と健康の係わり」を“理に叶って知る”ための基本的な用語と概念を概説します。前号で人工電磁波が健康を害する、と力説しましたので、まず電磁波についてです。健康は次号以降で。 2. 電場(電界)と磁場(磁界) 電磁波は電場と磁場の連なりですので、どうしても両者を理解しなければなりませんが、両者とも目に見えないので厄介です。また、「場」という用語が難しそうですが、これは、地球上ではすべての物質(質量)が「リンゴが木から落ちる」重力場という「場」に存在している、と同様に、「すべての電荷に電気力を生じさせる場が電場」「すべての磁荷に磁気力を生じさせる場が磁場」です。「電荷」は電子やイオンがもつ+や-の電気量、「磁荷」は磁気力を生む源になるもので「磁極」とも称されますが、N極の磁荷は+、S極は-と定義され、N極とS極は常にペアで存在する磁気量です。実は、磁荷には電荷のような実体はなく、物質を構成する原子の核を周回する電子のスピンが創り出すものです。電場・磁場・重力場のアナロジーが下表で、わかりやすいです。 20180409LSEニュース41号

By | 2018-04-09T17:15:52+00:00 4月 9th, 2018|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

再生エネルギーの「エコ・エネ」評価(9) ~ 燃料電池は水素社会を支えられるか ~

1.燃料電池の果たす役割 前36号で「我が国が『パリ協定』の約束を果たすには水素社会へ2030年に本格移行しなければならない」こと、そして「必要な『水素』はどうやら確保できそう」なこと、を概説しました。 次の課題は「燃料電池(FC: Fuel Cell)」の低コスト化と長寿命化です。FCは水素社会の一般家庭やオフィスのコジェネ(電気+熱:エネファーム)、燃料自動車(FCEV)のエンジンや非常電源など、きわめて重要な生活基盤を支える役割を担うのです。2025年には実用レベルに達しなければなりません。技術開発の苦悩など「燃料電池は水素社会の基盤技術になりうるか」を本号で考えます。 続きはLSEアカデミアニュース37号

By | 2017-12-23T01:21:13+00:00 12月 23rd, 2017|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

再生エネルギーの「エコ・エネ」評価 (8) ~「パリ協定」は「水素社会」実現次第? ~

「水素のエコ・エネ評価」を3回にわたって連載してきました。政府は「『水素社会』が実現しなければ『パリ協定』の約束は果たせない!」とし、2030年には本格導入、2040年に実現、との戦略を明示しています。今回は「水素社会」の意義や実現性ついて考察してみます。 1. 水素社会の意義 主な意義は以下のようです。 (1) 環境負荷の大幅低減:使用時のCO2排出はゼロ。製造時もゼロを目指すのが再エネ由来水素やCO2フリーです。脱化石燃料社会への第一歩です。 (2) 顕著な省エネ効果:燃料電池の発電効率は従来火力より高く、熱と水も製造でき、省エネ効果をより高めます。 (3) エネルギー・セキュリティーの確保:水素は種々の方法で製造でき、他のエネルギー源と組み合わせることで自給率が高まり、エネルギー資源の確保と電力供給の安定が担保されます。また、「非常用電源の機能も担保」できます。 続きはLSEアカデミアニュース36号

By | 2017-12-23T01:19:30+00:00 12月 23rd, 2017|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

再生エネルギーの「エコ・エネ」評価 (6) ~「水素」:再エネ ~

1.水素は再エネか? 前号で「地中熱」を「自然界に存在する永続的に使用可能なエネルギー」であるから「再エネ」として推奨しました。では、「水素」はどうか? 「水素分子: H2」は空気中にわずか0.00005%(0.5ppm)〔体積比〕、つまり「自然界にはほとんど皆無な気体」なので「再エネ」とは言い難いですが、「永続的に使用可能な再エネ起源の電力によって水電解で発生できる」から「再エネ」とも言えます。結果的に「資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時にCO2をほとんど排出しないエネルギー源」ですから「再エネ」と言っても許されそうです。 続きはLSEアカデミアニュース34号

By | 2017-12-23T01:15:22+00:00 12月 23rd, 2017|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

再生エネルギーの「エコ・エネ」評価 (4) ~「未利用材」で森林蘇生と温暖化防止~

1.森林の蘇生は未利用材の利用促進 我が国の森林は国土の68 %も占め、緑豊かで癒しの源泉です。しかし、森林の現状は低廉な輸入材が自由化によって急速に普及した結果、今や国産材の自給率は20%を切り、森林経営は苦境に陥りました。人の手が入らない森林は荒廃し続けています。 瀕死の森林を蘇生できれば、新たなCO2吸収源を創生し、水源をより豊かにし、土砂災害を抑えるなど人が生きる上で欠かせない自然環境をさらに強固に守ることができます。 森林蘇生の第一歩は収穫期を迎えた森林を伐採し、新たに植林→育林→伐採の「森林リサイクル」を確立することです。 続きは会員ページにて

By | 2017-12-23T01:14:02+00:00 12月 23rd, 2017|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments

今年は「変」「動」「乱」?、やはり「育」! ~「快適と健康」も創出する省エネ設計士を ~

昨年、日本の平均気温が平年を0.88℃、世界のそれは0.44℃、それぞれ上回り、いずれも統計開始以来過去最高、最悪を記録しました。産業革命以前より日本では1.8℃、世界では1.4℃も上昇し、加速傾向です。世論は温暖化による異常気象を最も恐れ、「パリ協定」に「期待する」声は70%を超えています。温暖化対策に消極的なトランプ米国新大統領への懸念の声は80%以上にも及びます。 何はともあれ「日本は着実にCO2削減対策に推進すべき」なのです。これを高効率で具現化するのが「ESP省エネ事業」ですが、これが「三方良し」+「快適と健康」も創出してくれ〝so, happy !〟を味あわせてくれるのです。今年は、こんな「快適と健康、日常の充実感といった『心』の価値」が「『物』の価値」よりもっと大切だ、と実感できる「ESP事業」を推進、主導する「省エネルギー設計士」を「育」みます。皆さまの温かいご支援をお願いいたします。 続きはLSEアカデミアニュース31号

By | 2017-12-23T01:11:49+00:00 12月 23rd, 2017|会員専用, 理事支援メンバー, 賛助会員|0 Comments