1.COP28「化石燃料からの脱却」の実現性 COP 28 の成果は「1.5℃達成のため『化石燃料からの脱却』をしつつ2030 年までに再エネ容量を3 倍に、省エネ改善率を2 倍にする」ことに合意したことですが、この前提に「2050 年までにカーボンニュートラル(CN)を実現」の条件が課せられています。いずれも実現性はほぼなくなりつつあります。例えば、2023 年の世界の年平均気温偏差が1.48℃に達し、本年も猛暑続きで1.5℃ 目標は突破する見込みなので、次善目標2.0℃達成は子・孫たちのためにも死守せねばなりません。

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