ロシアのウクライナ侵攻が明白な国際法違反として西側諸 国は制裁に踏み切り、エネルギーについても「脱ロシア」を 図ることを決定しました。しかし、各国ともロシア産エネル ギーに依存しており、各国は自国の「エネルギーの安全保 障」&「エネルギーと安全保障」を確保しつつ「脱ロシア」 を実現するためエネルギー政策の大転換を迫られています。
1.エネルギーの安全保障 これを資源エネルギー庁は 「市民生活、経済産業活動のために、環境への影響を考慮し つつ、必要十分なエネルギーを合理的な価格で継続的に確保 すること」と定義し、とくに「エネルギー自給率」を「エネ ルギーの安全保障」での最重要項目とし、その向上に努めて います。図は主要国のエネルギー自給率の推移です。
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