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GREEN PARTNER No.119 第 79 回「ESP 推進分科会」定期セミナー 3講座要旨集号

今回も厳重なコロナ感染予防策を講じて対面で開催いたしました。冒頭、(株)GU 水野真理子より ESP 事業 案内があり、【温暖化防止×経費削減×健康環境創出の三方良し】をビジネスで実現するメリットのアピール がありました。次いで会長の森より挨拶があり、会員各位がお持ちの「得意事業」(商品でもノウハウでも) を会員に紹介・共有・展開する事業化を図るのでぜひ手を挙げられたい、との表明とともに、インターン生か ら(株)GU の画期的 HP リニューアル版に込めた思いが述べられました。セミナーに移り、恒例の講師陣:加藤 征三・奥山哲也・森幸一の各氏から下記の3講座の話題提供がありました。本号はそれら要旨の特集号です。 続きは会員ページより

By |2022-04-05T08:47:11+09:002月 28th, 2022|ニュース|0 コメント

【開催のご案内】第 80 回「ESP 推進分科会」定期セミナー

拝啓 梅花の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は、「ESP 事業」に 対し格別のご支援、ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、第 80 回「ESP 推進分科会」定期セミナーを下記の通り開催いたします。新型コロ ナウイルスの不活性化が確認されている「オゾン発生空気清浄機」を設置するなどして感染 予防対策を徹底して行い、安全に安心してご参加いただけるよう準備を進めております。 ご多用の折とは存じますが、ぜひご参加頂きたくご案内申し上げます。 敬具

By |2022-02-18T15:03:01+09:002月 18th, 2022|ニュース|0 コメント

LSEアカデミア ニュース No81号  CO2 排出実質ゼロ(2025)、実現への模索(14) ご ~急激な EV 化はカーボンニュートラルに寄与するか~

1.加速する乗用車 EV 化政策 今、欧・米・中で自動車の EV(電気自動車=電動)化旋風が吹き荒れています。EU 委員会は「2035 年以降、全ての新車がゼロエミッション車 (ZEV)になる」目標設定を宣言しました。米国は「2030 年ま でに乗用車の新車販売の 50%を ZEV(ゼロエミッション車) にする」大統領令を発令しました。中国は「2030 年までに新 車販売車の 40%以上を NEV(新エネ車)、45%以上を低燃費 車にする」との指令が出ています。いずれにせよ、2030 年以 降、欧・米・中では 100%内燃機関搭載車の販売は禁止です。 こうした EV 化旋風はカーボンニュートラル(CN)に向けて の必須条件ですが、上記の欧・米・中の厳しい EV 化政策は 気候変動緩和のための大幅な CO2 排出量削減効果を期して 打ち出されたはずです。これら急激な EV 化政策には巨額な 予算を投入して種々の技術開発やインフラ整備などを 5 年程 度で成し遂げ、CN に寄与するだけの CO2 削減結果を実証し なければなりません。EU は 「2030 年の CO2 排出量を 1990 年(56.59 億トン)比で△55%(△31 億トン)を達成する」と削減 目標を 5%引き上げました。この柱が EV 化です。果たして 思惑通りの [...]

By |2022-02-16T13:15:22+09:002月 16th, 2022|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.118

「2050 年、カーボンニュートラル」への道(7) ~太陽光発電と風力発電のさらなる導入条件~ 1.「“VRE”(変動再エネ)」と称される苦悩 太陽 光発電(PV)と風力発電(WT)の最大のメリットは「CO2 を排出しない」こと。故に、カーボンニュートラル(CN) にきわめて寄与することから、その普及を図っていま す。一方、最大のデメリットは「天候に左右される」 こと。故に、その変動電力を系統連系するための柔軟・ 強靭な電力システム構築に各国が苦悩しています。国 際エネルギー機関(IEA)は、PV と WT を“VRE(Variable Renewable Energy:変動再エネ)”と呼んで、その導 入率向上のための電力システム構築への手順を段階的 に提示しています(The Power of Transformation)。 VRE の変動幅は、例えば、ドイツでは WT は 3 月が ピーク・8 月はその 1/3、PV は 6 月ピーク・1 月はそ の 1/9、全発電量比で(77~16)%の大きさです。この変 動を火力で補いますが、自給できる褐炭を使用するの で CO2 排出量が増えています。2038 年に石炭火力全 廃予定ですが、石炭産業の構造転換のため 4,000 億€、 石炭火力企業へ 45 億€、も拠出しています。天然ガス はロシアに依存するので外交問題もあり、フランスか らの原発電力でしのいでいます。ドイツやイギリスな ど再エネ先進国の現実には厳しいものがあります。 続きは会員ページより

By |2022-02-15T12:15:45+09:002月 15th, 2022|ニュース|0 コメント

LSEアカデミア ニュース No80号 CO2 排出実質ゼロ(2050)、実現への模索(13) ご ~ 水素細菌:カーボンニュートラルへの決定打? ~

1.バイオ技術:地球温暖化対策の切り札? 世界でカー ボンニュートラル(CN)を達成するためには人為起源の CO2 排出量(約 400 憶トン/年)を自然吸収量(約 220 憶トン/年) へ削減、すなわち、2050 年まで毎年平均 6 憶トン(韓国の年間 排出量に相当)減らし続けなければなりません。再エネと省 エネあるいは小型原発や ZEV(ゼロエミッション車)の進化 をもってしても達成は容易ではありません。なぜなら、今や 途上国からの CO2 排出量が 70%に達し、その主因である石 炭に頼らざるをえず、脱炭素技術の導入も難しい国情がある からです。先進国からの消極的な投資導入やウイズコロナで 石油争奪戦模様の現状を危惧するばかりです。 続きは、会員ページをご覧ください。

By |2022-01-19T16:36:59+09:001月 19th, 2022|ニュース|0 コメント

GREEN PARTNER No.117

第 78 回「ESP 推進分科会」定期セミナー 3講座要旨集号 新年明けましておめでとうございます。セミナーは一年ぶりの対面での開催で、肝胆相照らす会員さまとの 拝顔でのコミュニケーションで感激でした。今年はこのようなセミナーが続くことを願っています。セミナー は ESP 事業案内に続き、インターンシップの大学生3名から自己紹介と抱負が述べられ、新感覚のマーケテ ィング戦略に期待が寄せられました。会場には新製品「陽光 LED 照明 明王”Myo-Ou”」と「オゾン発生器 エ アフレッシュ EX」が展示され、セールスポイントが社長の森から講座 3 で詳述されました。本号は講演され た3講座の要旨集です。講座 1 と 2 の講師は財団代表理事 加藤征三氏と財団カウンセラー 奥山哲也氏です。 IPCC・AR-6 にみる気候変動予測と 真鍋・大気海洋結合モデル 第 6 次エネルギー基本計画では何が変わるか 新製品によるコロナ禍のビジネスと健康経営による会員様独自の事業展開 続きは会員ページより  

By |2022-01-06T13:59:07+09:001月 6th, 2022|ニュース|0 コメント

LSEアカデミア ニュース No79号 CO2 排出実質ゼロ(2050)、実現への摸索(12)

1.CO2 削減はコロナのお陰? 環境省は、2020 年度の 国内の温室効果ガス排出量が 11.49 億トン(CO2 換算)、前年比△5.1%、基準年 2013 年 14.08 億トン比で△18.4%だった、と公表しました。(2013~2019)年間の削減量は 1.97 億トン 平均△0.33 億トンなので、この削減率が続けば 2030 年の排出量は 8.91 億トン、削減率△36.7%になるはずです。2030 年の 削減目標は 2013 年比△50%、7.04 億トンですので、目標の127%です。コロナによる CO2 削減劇を活用する契機です。 下図は(2000~2020)年にわたる CO2 排出量( 棒グラフ)と実質 GDP( 折れ線)推移ですが、CO2 削減要因 の一つがリーマンとコロナによることは確かです。 続きは、会員メニューより

By |2021-12-21T16:51:51+09:0012月 21st, 2021|ニュース|0 コメント

LSEアカデミア ニュース No78号 CO2 排出実質ゼロ(2025)、実現への模索(11)

CO2 排出実質ゼロ(2025)、実現への模索(11) ご ~ COP26 と AR-6:ポイントと成果・展望 ~ 1.COP26 は何のためか? 今さらながら、何のために世界の首脳が集まって、何を話 し合うというのでしょうか。 今や、温暖化でこれだけ異常 気象に襲われ、立ち直りに多く の人々・地域・国々が存亡に苦悩 し、これが将来に続いていくの です。この環境破壊に最も苦し むのは温暖化に責任のない若者 たちです。「かけがえのない地球(Only One Earth)」だから、若者たちは自分たち・子供たち・孫たちの未来のため、世界の 首脳に「平穏な暮らしができる地球に戻すための行動を直ち にとってほしい、協力するから!」と声を上げています。 各国首脳は若者が納得できる結果を出さねばなりません。 続きは会員ページから

By |2021-11-18T17:05:36+09:0011月 18th, 2021|ニュース|0 コメント

LSEアカデミアニュースNo.77 CO2 排出実質ゼロ(2025)、実現への模索(10) ご ~ 気候変動シミュレーション:真鍋教授を称う ~

地球の気候変動をコンピューター シミュレーションで予測する技術の基 礎を築いた日本人 米プリンストン大学 上級研究員 真鍋淑郎教授に今年のノー ベル物理学賞が贈られます。先生が渡米 されたのが 1958 年、基礎論文「1 次元 大気モデル」が発表されたのが 1964/1967 年、著名な「大気海洋結合モ デル」は 1969 年です。正に、「CO2 温暖化説」の創始者です。 CO2 濃度と気温との相関性が注目され、ハワイと南極で CO2 濃度の計測が開始されたのが 1958 年、今より 63 年も前、日 本では東大と京大にやっと大型コンピューターが導入された 頃です。私事(加藤)ですが、当時、私は大学院生で、京大 へ自身でプログラミングした数百枚のパンチカードを持参し て計算してもらいながら、プログラムミスとモデル改善に明 け暮れた日々を思い出します。地球規模の気候変動現象は複 雑怪奇なので、立てる方程式や初期・境界条件の組み合わせは 数千に及びますから、そのシミュレーションは当時、米国以 外では不可能でした。当然のこととして真鍋先生は渡米し、 コンピューターの進歩と相まって研究が進展し、「CO2 温暖化 説」を導いたのです。今回は、先生の計算モデルの変遷を追 いながら、気候変動予測の進展経緯を探ってみます。 続きは会員ページより

By |2021-10-18T18:59:37+09:0010月 18th, 2021|ニュース|0 コメント
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