1.食肉の消費量推移 我が国の食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)の年間消費量は下図のように、肉の消費が最も伸びたのは高度経済成長期(1960年頃~70年代初め)で、その後の安定成長期も増加率は漸減するも増加しています。一方、主食であった米の消費は減少し続けており、食生活の多様化が顕著です。最近数年間の年間1人当り(人口1.25億人)の食肉消費量は牛肉~7 kg、豚肉~15 kg、鶏肉~18 kg、計~40 kgです。また、鶏卵の年間1人当りの消費量は~21 kg、生乳(牛から搾ったままの乳)のそれは~98 kgで、いずれも1960年(昭和35年)の~10倍以上も増加しています。

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