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LSEアカデミアニュースNo.77 CO2 排出実質ゼロ(2025)、実現への模索(10) ご ~ 気候変動シミュレーション:真鍋教授を称う ~

地球の気候変動をコンピューター シミュレーションで予測する技術の基 礎を築いた日本人 米プリンストン大学 上級研究員 真鍋淑郎教授に今年のノー ベル物理学賞が贈られます。先生が渡米 されたのが 1958 年、基礎論文「1 次元 大気モデル」が発表されたのが 1964/1967 年、著名な「大気海洋結合モ デル」は 1969 年です。正に、「CO2 温暖化説」の創始者です。 CO2 濃度と気温との相関性が注目され、ハワイと南極で CO2 濃度の計測が開始されたのが 1958 年、今より 63 年も前、日 本では東大と京大にやっと大型コンピューターが導入された 頃です。私事(加藤)ですが、当時、私は大学院生で、京大 へ自身でプログラミングした数百枚のパンチカードを持参し て計算してもらいながら、プログラムミスとモデル改善に明 け暮れた日々を思い出します。地球規模の気候変動現象は複 雑怪奇なので、立てる方程式や初期・境界条件の組み合わせは 数千に及びますから、そのシミュレーションは当時、米国以 外では不可能でした。当然のこととして真鍋先生は渡米し、 コンピューターの進歩と相まって研究が進展し、「CO2 温暖化 説」を導いたのです。今回は、先生の計算モデルの変遷を追 いながら、気候変動予測の進展経緯を探ってみます。 続きは会員ページより

By |2021-10-18T18:59:37+09:0010月 18th, 2021|ニュース|0 コメント

【開催のご案内】第 78 回「ESP 推進分科会」定期セミナー

拝啓 金風の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、「ESP 事業」に対し格別のご支援、ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。さて、 第 78 回「ESP 推進分科会」定期セミナーを下記の通り開催いたします。新型コロナウイル スの不活性化が確認されている「オゾン発生空気清浄機」を設置して感染予防対策を徹底し て行い、安全に安心してご参加いただけるよう準備を進めております。ご多用の折とは存じ ますが、ぜひご参加頂きたくご案内申し上げます。  

By |2021-10-13T17:45:06+09:0010月 13th, 2021|ニュース|0 コメント
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