GREEN PARTNER No.143 第9 1 回「ES P 推進分科会」定期セミナー 0 1 2 6 3 講座要旨集号
コロナ再襲来の寒中、万全のコロナ対策と「健康照明」第2弾「ビタミンD生成ランプ」展示がなされた会場は活気あふれ、㈱GU環境情報伝道士 水野真理子の「ESP事業案内」からスタートしました。会長の森からは贈呈された揮毫「日本創世」の紹介が「創世(世界を初めてつくる←旧約聖書)」と「創生(現実的に初めてつくりだす)」談義へと、そして「ビタミンD不足を補うUV-Bランプ効用」の話題となり、続いて、恒例の財団代表加藤氏とカウンセラー奥山氏および社長の森からの講座となりました。本号はその概要集です。 続きは会員ページより
1.COP28の注目点 昨年11/30-12/13、UAEのドバイで開催されたCOP28の注目点は以下の3点です。 (1)「グローバル・ストックテイク」の実施と結果 (2)「化石燃料の段階的廃止」の合意なるか (3)「Loss &Damage」基金運用の仕組み構築 以下、初の(1)を主題にCOP28を総括してみます。 2.グローバル・ストックテイク(Global Stocktake) 「グローバル・ストックテイク(GST)は「パリ協定」(2015年、COP21)で決定された「世界全体のCO2e削減進捗実績を評価、勧告する」、いわば「世界のCO2eの”棚卸し(Stocktake)”によってさらに高い削減目標を掲げて行動するための戦術」です。最終目標は「今世紀末の世界平均気温の上昇を産業革命以前の2.0℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を継続する」ことです。このためには、IPCCの勧告に従い2030年までに世界のCO2e排出量を1019年比▲48%、2035年には▲65%、2040年には▲80%、そして2050年に▲100%、それぞれ削減することを合意し、そのために各国は「自主的削減目標:NDC」を約束しています。しかし、現状はIPCCシナリオとかなりの「排出ギャップ」があり、下図の「削減目標引上げメカニズムを採用しています。 つづきは会員ページより
秋晴れの昨年11月8日、㈱グリーンユーティリティーは創立20周年、地球温暖化防止LSE技術アカデミア財団 は創立10周年の記念式典・懇親会を名古屋東急ホテルにて開催することができました。これもひとえに皆さま方の温かいご支援のお陰と改めて感謝で一杯です。同時に、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。 記念行事には会員の方々をはじめ所縁の深い方々で会場は満席、催される硬軟バラエティーに富んだ様々なイベントは皆さまの期待にお応えできましたでしょうか。本号はその総集編です。思い出の一編となりますように。 続きは、会員ページより
深刻化する異常気象のメカニズム再考(3) ~ 「炭素の大循環」は 全生態系の生命を司っている ~ 1.「炭素の大循環」とは 「大気の大循環」「海洋の大循環」に引き続き「炭素の大循環」について解説します。 例えば、植物は太陽エネルギーと土壌からの水分、そして大気からCO2を吸収して「光合成」し、ブドウ糖のような栄養素=有機炭素物の形態で炭素Cを固定すると同時に酸素O2を放出しています。植物はこのような大気から取り込んだCO2を基に炭素を固定しているので、焼却や分解の過程で排出されるCO2のCは大気中の炭素総量の増減に無関係、つまり、「カーボンニュートラル」と呼んでいます。 動物はこの植物を食料として大気中のO2を取り込んで有機物を合成してCを固定し、同時にCO2を放出します。排泄物や死体は細菌類によって分解され再びCO2となって大気へ還ります。陸域・海洋の生態系生命は上記のような「炭素循環」によって支えられていることがわかります。 続きは会員ページより
拝啓 梅花の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は、ESP事業に対し格別の ご支援ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。さて、第92回「ESP推進分科会」定期セミナーを下記の通り開催いたします。ご多用の折とは存じますがぜひご参加頂きたくご案内申し上げます。敬具 日 時 | 令和6年3月15日(金)午後1時30分~午後4時30分 場 所 | ウィルあいち 特別会議室(名古屋市東区上竪杉町1、2階)